生命保険は加入するのが目的ではない

ファイナンシャルプランナー 石井修一です♪( ´▽`)

日々の忙しさに追われ、久々の投稿になってしまいました・・・

さて、今回のお話ですがここ最近で何度か法人様よりご相談いただいた問題点です。

 

法人ですと何かと「節税!節税!」と口にしますよね?

確かに生命保険のメリットの一つである法人税の勢効果はあると思います。保険料負担分の半分損金計上できるものや全額損金計上できるものまであり、さらには解約返戻金を原資に役員退職金も準備できる。法人であれば一度は、というより耳にタコができるくらい聞いていると思います。

一口に「節税」と言っても、税金を節約するわけですから何も法人税に限ったことではありません。

税金には所得税や住民税、相続税、贈与税と色々あるのはご存知ですね。

当然、法人税を節税できるのは利益の出ている会社、つまり黒字の時のみ効果があります。赤字であれば節税も何もありませんよね( ;´Д`)

また、法人とはいえ最終的には株主個人の問題になってきます。法人は会社のものではなく株主である個人のもの。

個人には所得税や住民税も関わってきます。トータル的に節税対策を考える必要があるのです。

 

節税対策はまた別の機会でお話するとして、今回の本題は「生命保険は加入するのが目的ではない」ということです。

上記のように生命保険で退職金積立しませんか?と言われた社長は数多くいると思います。

加入するときはまだ30代。一所懸命事業に取り組み気がつけば65歳になりました。一応事業としては形になり小さいながらも30年以上継続するには並大抵の努力ではなかったと思います。

そんな折、保険会社のセールスマンから一報・・・・

「以前加入いただいた生命保険契約の解約返戻金率のピークがそろそろきます。このまま加入したままだと返戻率も下がっていき、最後にはゼロになっていまします。どうしますか?」

突っ走ってきた人生。業界の変革もあり跡継ぎもなくまだ仕事辞めるつもりもない。

今解約してしまうと雑収入になって法人税課税になってしまう。ただこのままゼロになってしまうのはもったいない。

どうしたらいいでしょうか?

とのご相談。

加入したときは節税効果と積立にもなるからいいか、と深く考えなかったが、いざその時になると本当に必要だったのかさえ分からなくなってしまいました。そもそも事業を始めるにあたっていつ退職するかなんて分からないし、30年ご40年後どうなっているかなんて誰にもわかりません。

 

生命保険を加入する際に必ず気を付けなければいけないのが、「出口」をどうするか?なのです。

分からない未来に対して選択肢をどれだけ持てるか、どんな目的でこの生命保険が必要なのか、そもそも生命保険じゃなきゃダメだったのか、としっかりとしたプランニングが必要なんです。

お客様の置かれている状況や周辺環境、将来の目的や夢・やりたいこと、事業計画に合わせて社長の想いを形にするためのツールとして使うのが生命保険。あくまでも手段の一つですので必ずしも生命保険でなければいけないというわけではありません。全体を見てしっかりとコンサルするのが私たちの役目であると私は思います。

改めて、自分自身、会社の未来を見据えた上で今の生命保険が効果的な内容になっているのかどうか、確認してみてください。