時間の分散を理解すれば投資は怖くない
前回、資産の分散についてお伝えさせて頂きました。
今回はさらに時間の分散についてお伝えします。時間を分散させるってどういうことでしょうか?
皆さんは投資を始めていく中で何が一番心配でしょうか?
前回のブログでもありましたが、下がるのが怖い、リスク商品って結局損してしまうイメージだったり、先が分からないものに投資をすることに不安があるのだと思います。
でも、どんなに知識があって経験豊富な投資家も先のことが分かるということは絶対あり得ません。
一番安い時に買って一番高い時に売る、これが分かって出来たら誰も苦労することはないですよね。
私もこうありたいものです(笑)
でも、先のことは誰にもわからないのが現状。投資をするタイミングって非常に難しいんです。
それでは、具体的に時間の分散について説明していきましょう。
時間の分散
まずはこの問題を考えてみてください。
単純に考えると10000円の価格だったものが5000円担ったのだから半分くらいで①?
でも1回上がったりもしているし……②?
答えはズバリ③!増えるんです。
なぜ、価格は下がっているのに増えるのか?これが時間の分散のメリットです。
もう少し分かりやすく例にして上の図を説明しましょう。
リンゴを例にします。あなたはリンゴを毎年10000円分ずつ買い物します。
・今年リンゴの価格は1個100円でした。なのでリンゴを100個買います。
・翌年リンゴの価格は1個10円に下がりました。なのでリンゴを1000個買います。
・さらに翌年リンゴの価格は1個50円に上がりました。なのでリンゴを200個買います。
価格は先ほどの表の投資対象の価格です。投資と聞くと皆さんこの価格しか見てないのですが、重要なのは買ったリンゴの数なんです。
この買ったリンゴは絶対減ることなく蓄積されていきます。
3年間で投資した金額は30000円。買ったリンゴの数は1300個。今のリンゴの価格は1個50円。
1300個×50円=65000円>30000円
という単純な計算になります。
そうなんです。投資の勝ち負けはこの「個数」=「口数」が重要なんです。
冒頭で触れたように投資のタイミングって非常に難しいんです。
知識とか経験で予測することは出来てもそれが必ずしも当たるとは限りません。
この「時間の分散」をすることで、高い時には少し買う、安くなったらいっぱい買うを自動的にやってくれるのです。
結果として、時間の分散による積立投資をする場合、最初は価格は増えても減ってもどちらでもいいんです。
どちらかと言えば、最初は減ってくれ方がいいくらいなんです。
上記導入しやすい方法としては、「投資信託」「変額保険」「iDeCo(個人型確定拠出年金)」等ありますが、それは別の機会で紹介します。
まだまだここだけでは伝えきれない細かなポイントはありますが、さらに詳しく知りたい方は弊社まで
気軽にお問い合わせください。まずは知ることから始めるべきだと思います。
皆様がより豊かな老後生活を送れるよう、私たちがお手伝いします。
投資は怖くない!難しくない!ただ正しいやり方を知らなかっただけ。知ってからどうするかです。
ご一読ありがとうございました。次回では長期投資のメリットについてお伝えしたいと思います。
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