老後の心配をし始めて貯金をしたいけど、
「給与の何割を貯金に回すのが正解なんだろう?」
こんな疑問がある方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回は給与の何割を貯金に回すべきかを詳しく紹介します。また、生活スタイル別の貯蓄率も紹介しているので、自分がどれくらい貯金に回すべきかの参考になるでしょう。
給与の何割を貯金に回すべきかを知って、効率良くお金を貯めていきましょう。
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給料の何割を貯金に回せば良いかに正解はない
老後を含む将来に向けて、年収の何割を貯蓄に回せば安心できるのでしょうか。結論からいうと、正解や答えというものはありません。平均貯蓄率という形で年収の対してどれくらい貯蓄に回しているのかというデータも出ているので、この項目では紹介していきます。これはあくまで平均ですので、自分のペースで頑張っていきましょう。
貯蓄率の平均
総務省の家計調査が2021年2月に発表されています。そのデータによると、勤労者世帯実収入平均額は月52万9956円です。これは年収に対して約32%を貯金に回していることになります。全世代のデータではありますが、一番貯蓄をしているのは20代というデータが出ているのです。
その平均貯蓄率は約42%となっています。40代以降に関しては、徐々に貯蓄率は下がっており、子育てやライフイベントでの出費がかさんでいることが原因のようです。
名著「バビロン大富豪の教え」では手取り収入の10分の1とされている
名著「バビロン大富豪の教え」は約100年前、ニューヨークの実業家であったジョージ・S・クレイソンが執筆したお金にまつわるベストセラー本です。この中でお金に対する金言がいくつかあります。その中の一つに、「収入の10分の1は迷わず蓄えよ」とあるのです。
100年前のビジネス本に、将来への貯蓄について言及されているというのは、驚きですね。しかし、貯蓄に関する考えは時代とともに変化してはいますが、重要ということはどの時代にもいえることなんですね。
給与の3ヶ月分を貯金しよう
平均貯蓄率が約30%なので、目標貯金額は給与の3ヶ月分にしましょう。特に、現役世代は約30%〜35%を目標にすると、将来に向けての貯蓄を目標にするのが理想です。貯蓄はできる時に多くしておく必要があり、40代以降のデータを見ているとライフイベントが重なってくることが想定されます。
そのため、20代や30代のうちに、できる限りの額を貯蓄に回しましょう。冒頭でも述べましたが、貯蓄額に答えはありません。将来に向けて貯蓄を行うのは何歳からでも始められるのです。
生活スタイル別に見た年収貯蓄率
この項目では、何人世帯なのか・共働きなのかなど各家庭の状況別の年収貯蓄率を見ていきましょう。そのため、それぞれの状況に合わせた年収貯蓄率を見ていきましょう。あなたの生活に近いものがあるはずなので、今後の参考にしてください。
また、お金に関しては専門家とともに、勉強していくのがおすすめです。マインズプラニングでは、「お金の小学校」というセミナーを開催しています。お金についての相談を専門家にできるので、興味のある人は参加してはいかがでしょうか。
独身で実家暮らしの場合:給与の4割〜5割程度
結婚して家族を持つと自然と支出は増えてきます。そうなると、貯蓄に回せる金額は少なくなるでしょう。対して、独身で実家暮らしという人の場合は、手取り月収から4割〜5割を貯蓄へと回すことを目標にするのが理想的です。
独身時代に貯蓄ができていると、将来結婚をした際にも大きく役にたつでしょう。このタイミングでしか多く貯蓄ができないとも言えますので、きちんと貯蓄を形にしておきましょう。
独身でひとり暮らしの場合:給与の1割程度
独身は独身でも、1人暮らしの場合は目安としては給与の1割です。生活費全てを1人でやりくりしている場合は、節約ができる余裕が出てきた際に増やしていけばよいでしょう。理想と現実をする合わせながら貯蓄を行うことがおすすめです。
夫婦・同棲で共働きの場合:給与の2割〜4割程度
夫婦やパートナーと2人で生活をしている場合は、月収の2割〜4割を目標にしましょう。共働きであれば、人生におけるお金の貯め時といえます。後々、子供が生まれることやライフイベントでの支出などが考えられるので、貯蓄はやはりできるときに行うことがおすすめです。
夫婦やパートナーと将来について話し合うことで、協力をして頑張りましょう。
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人生には3回の「貯めどき」がある
人生にはお金を貯蓄するためのタイミングが3回あると言われています。この3つのタイミングは、多くの人々が経験することになるでしょうから、お金と将来を考えるキッカケにしてください。いつか、貯め始めるのではなく、この3つのタイミングは意識するようにしましょう。
では、詳しく3つの時代を見ていきます。自分の人生と照らし合わせたり、来るべきタイミングに備えるようにしましょう。
独身時代
1つ目が独身時代です。実家暮らしや1人暮らしなどに状況にもよりますが、お金のコントロールはしやすいはずです。反面、娯楽や遊び代にお金が流されてしまう可能性は注意点となります。結婚をすると、相手や家族とともに生活をすることになるので、お金は予期せぬタイミングで出ていくことがあるのです。
1人暮らしは何かとお金の支出で苦しい部分が多いでしょう。固定費の見直しや外食を減らし、自炊を多くすることなどの工夫で、抑えられるものは抑えていきましょう。これはお金のみならず健康面でも大きな効果があるのでおすすめです。独身で自由に行動ができる時に、キチンとお金への意識を持って行動に移すようにしましょう。
共働き時代
2つ目の時代は、パートナーができ、共働きをしている時です。多い方で200万円から300万円の貯蓄を成功させている人もいます。相手ときちんと将来へ向けた話し合いを行い、貯蓄へ励んでいきましょう。
貯蓄はいくらあっても困るものではないので、余計な支出を抑えるようにしてください。食費や購入したものに関しては、家計簿をつけることで管理しましょう。そして、節約できる部分は徹底して行うことをおすすめします。
定年退職前
定年退職前になると、子供がいたとしても独り立ちしている場合が多くなります。そうなると、自分や配偶者のためにお金を貯めることにつながるでしょう。資産形成や運用に力を入れて、給与以外の収入にも期待を持つことができる時期です。
現在の日本は平均寿命が約90歳弱になっています。医療技術は更なる進歩を続けていくでしょうから、平均寿命が100歳近くになる未来は、すぐそこにあるでしょう。その場合、将来への資産を形成しておくことは非常に重要になります。
貯蓄は行える時には、徹底して行うことをおすすめします。ちなみに。老後の生活費は月に約35万円が必要というデータが出ているので、それを踏まえて老後の計画を立てておきましょう。
まとめ
今回は、給料の何割を貯蓄に回せば良いのかを紹介してきました。貯蓄金額というものに答えや正解はありません。できる時にきちんと行うということが大事になってくるのです。お金に関して、難しいと感じた場合は専門家に相談するという方法もあります。
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